【PENTAX】初心者におすすめの一眼レフは安くコスパに優れたPENTAX一択。異論は認める。

どうも僕です。こんにちわ。

 

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ほとんど自転車のことだけ書いてきたこちらのブログですけど、2017年はなかなかの体たらくな有様です。だって仕事忙しいし。なもんで他の趣味に関しても書くかーってことで一眼について書いていこうと思うアレです。今度シフォンケーキづくりについても書いていこうかなと考えている所存です。

 

初心者におすすめって言いながら僕自身が初心者なので、なんだかまー仰々しいタイトルで申し訳ない。僕自身が色々調べたりするのが大好きなので、僕のにわか知識をまとめます。最近ここに書いてある話をして2人にpentaxの一眼を買わせることができたので、割と的確なことを書いたと思う次第。

 

長くなりますががんばって書きますのでお付き合いください。

 

いろんな本やブログとかを読みまくっているので、一部内容が似ているところもあるかと思いますが、このブログではキュレったりパクったりは一切しないので、パクられ疑惑がある方はご連絡ください。すぐに書き換えます。

 

 

 

一眼の選び方の基準。CanonNikonではなくPENTAXをおすすめする理由

 

理由:CanonNikon等のプロ機材廉価版はコスパが悪い。初心者~ハイアマチュアへ特化しているPENTAXは最もコスパがいい。

 

はい。もうこれだけなんですけどね。

 

プロ機材は元々コスパが悪すぎます。それはプロは写真一枚で何百万稼ぐ方々なので、どんなにコスパが悪くてもその環境に適したボディやレンズがどうしても必要だからです。機材スポーツでもあるロードバイクでも、価格と性能が比例しないということでしばしば語られますが、カメラでも当てはまります。

 

CanonNikonの技術はプロ用途に向けて日々研鑽してきました。それはヒマラヤや冬のアルプス、サバンナでライオンやゾウなど野生動物の写真、オリンピックやF1、そしてツール・ド・フランスでの勝利の瞬間。つまりは極限の環境での一枚、極限の緊張感のなかでの一瞬です。

 

そこで求められるモノは極限のズーム、堅牢なボディ、完全にとまる手ぶれ補正、圧倒的に早い速射・連射・AF(オートフォーカス)などなどです。いやー憧れますね。しびれますね。

で、趣味で一眼で遊ぼう、たまに仕事で使おうなんて僕にはそんなハイカラな機能はいらない。それが本音です。

でも、フラッグシップモデル(メーカーを代表する製品。つまりは持てる技術の総力を揚げて取り組んだ逸品)がプロ用途である場合、入門機にもその影響が及んでくるパターンが多く見られます。

例を上げれば、

  • CanonNikonの手ブレ対応はレンズに内蔵されてるんですね。レンズの方が圧倒的なスピードで精度も高い。これはプロ用途では必須ですが、嗜好品としては過剰スペックです。しかし、入門機にもボディに手ブレは無く、レンズでの対応です。レンズを5本持っていたら手ブレ補正機構は5つもあります。もちろんその分レンズも高く、かつ重くなります。
  • フラッグシップモデルでは防塵防滴が必須です。しかし、入門機は差別化の為に防塵防滴機構がついていません。
  • 一眼レフの撮像素子はAPS-Cかフルサイズが基本ですが、CanonNikonAPS-Cとフルサイズで別々のレンズを作り、最適化されたレンズでこそ真の描画力を発揮します。だからぶっちゃけ嗜好品として考えるとレンズの数はとても少ないです。

ということでまぁ、メーカーのvisionが商品群に反映されているので、あくまで初心者向けのラインナップでもプロ機材の入門編で設計されています。

これを魅力的と捉えるか過剰だなと捉えるのかは人によると思います。僕は個人的に、「そういうんじゃねぇんだよ。ちょっと持っててカッコつくカメラで、中級レベルのカメラの腕があって、インスタにアップしたら友達とかにスゲー!チョーキレイ!!とか言われたいだけの承認欲求の亡者なのだよ」って感じなので、肌に合わない感がありました。

 

で、PENTAXの話に入ります。

PENTAXの一眼レフはいい意味で割り切ってます。見て下さいこの貧弱なラインナップ

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/

カラーバリエーションで女性をターゲットにしたK-sシリーズ、しっかりした描画力を求める方への入門機はK-70、APS-C気のフラッグシップモデルであるK-3Ⅱ、最近やっと作ったフルサイズのK-1、なぜあるのかわからない中版サイズの645Z。以上終了です。

ラインナップが少ないということは、上位機種の機能も惜しみなくエントリークラスにつぎ込まれるということです。ほぼ全製品が防塵防滴機能を持っており、その性能の高さはこちらの動画を見てみればおわかりになるかとおもいます。

www.youtube.com

※マネしないでね!レンズが防水じゃないこともあるし、壊れてもしりませんから!

一眼で撮りたいシーンはいくらかあると思います。山へ連れていきたい、サイクリングのお供に、街中でスナップしたい。大体は外出とセットになると思いますが、PENTAXでは雨を気にして防水バッグや水しぶきが舞うところでは撮影を躊躇するなんてことはありません。その効果は旅行やハイキングでとても感じるはずです。ちょっとくらい濡れても関係ないが生み出す心理的余裕は、チャレンジングな環境でこそ威力を発揮します。

また、PENTAXは手ぶれ補正機構がボディ内蔵です。レンズ内より精度・性能は落ちるものの、レンズから手ブレ機構がなくなり、その分レンズ設計が自由かつ安くかつ軽くなります。レンズ毎による最適な手ブレ機構を用意したいという方には向いていないと思いますが、まぁまぁ手ブレが減るならいいよ!って人にはPENTAXがぴったりです(以前ニコンユーザーから機能に対してコスパが悪いと言われましたが、結局高いのはNikonやんけと思う次第であります)。

撮れる写真はレンズで決まります。CanonNikonのレンズでなければ撮れない写真があり、PENTAXでは逆立ちしても撮れない写真もあります。PENTAXは今でこそフルサイズのボディがありますが、長くAPS-C機に絞って生産してきました。結果、APS-C機に最適化されているレンズの種類は、CanonNikonよりも圧倒的に多いのも事実です。

しかしそこを求めるか否かはプロであるか否かに近く、僕のようにただの承認欲求の塊のような人間には過剰スペックです。

ちなみにPENTAXは人物・風景に特化して設計しているらしいです。もし自分の撮りたい写真がPENTAXの設計思想に合うようなら、断然おすすめします。

 

初心者が買うべきはまずは程々のボディと万能なズームレンズ

一眼レフで最初に何を買うべきなのか。その全ての答えは、エントリーモデルでありながらミドルクラスのK-70が全て持ってる気がします。

 

 

 

 

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スペックはこんな感じ↓

 

有効画素数 2424万画素
撮像素子 APS-C
画面サイズ 3 インチ
可動式液晶 はい
連続撮影速度 (コマ秒) 6
シャッタースピード 1/6000秒
測距点 11点
最低 / 最高撮影感度 (拡張感度) ISO 100~102400
ファインダー付き はい
ファインダータイプ 光学式ファインダー
ファインダー倍率 0.95倍
レンズマウント ペンタックスK
WiFI 有り
手ブレ補正 有り
付属機能、特徴 ISO 102400の超高感度
カラー ブラック
サイズ 通常品
   

 

僕が押すのはK-70です。これはもうダントツです。

K-70PENTAX初のフルサイズ一眼レフであるK-1発売後ということもあり、K-1の為に開発した最新技術を惜しみなくつぎ込んだエントリーモデルです。やりすぎじゃないかと思うことはしばしば。同価格帯であれば間違いなくダントツのコスパで、その辺のPENTAXの売り場のお兄さん、おじさま方は皆口をそろえてもったいないと言ってます。もちろんPENTAXのやり方がもったいない、大盤振る舞いすぎるという意味で、素人なんかにこんな使えない機能を提供するのがっていう意味ではないですよ。

 

K-70APS-CフラッグシップモデルであるK-3はどっちが買いかを聞いても、店員さんによってまちまちなんですよね。それくらい贅沢なエントリーモデルであります。

 

ちなみにK-70までは、価格の下落を見越してのある程度の高値設定だったようですが、K-70は最初からある程度安く提供し、代わりに価格の下落を防ぐようになんやかんやしてるみたいです。そういう売り方の方針らしく、K-70はちょっと待ったら安くなるとか無いらしいです。残念。

 

機能的にはほどほどというには多少贅沢なK-70というボディ。通常はセットレンズも幾つかあるのですが、K-70のセットレンズは一つだけです。

 

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僕もこの18-135のズームレンズは持っているのですが、正直画質はそんなに良くないです。まぁ個人的には別に気にならないんですけどね。instagram500pxに投げるだけだし。でも画質悪いって色んな個人ブログとかに書いてあるんで、あんま大絶賛はしにくいですし、そんな記事よむとこれで満足していた身としては多少凹みます。

 

しかし、画質がどうのこうのよりも、カメラを始めたばかりの時には、被写体を探すのが大変です。いやまじで。今の僕のことですけど。でもこの辺の高倍率ズームでは撮れる写真が多くなりますので、今まで思いもしなかった写真がとれます。ズームの先で撮れる写真を探すこともできるので、楽しみが増えます。

 

また、PENTAXの一眼レフには全てこのズームレンズとのセット販売があります。それは一眼レフの楽しみを覚える上で、入口としての機能は十分揃えている証拠でもあり、PENTAXもこれでまずは幅広く撮れると考えているからこそでしょう。このカメラを使うことで、今後自分がどのようなレンズがほしくなるのかがよくわかります。より広角をキレイに撮りたいのか、より躍動感のあるプロスポーツを撮りたいのか、ズームしてマクロの世界を撮りたいのか、接写してマクロの世界を撮りたいのか。

 

F値は4.1なのでとても暗いです。びっくりするほどシャッタースピードが出ません。なので、スポーツには完全に不向きです。お子さんの運動会くらいは大丈夫かもしれませんが、プロスポーツを撮るとなるとなかなかに厳しいです。ズームするとF値は6.4まで下がるので、びっくりするくらい背景がボケません。キレイに虫をとりたい時とか被写体深度が深すぎて完全に無理無理です。

 

つまりはこのレンズでは、多くの場面で使える反面、常に40~60%の完成度になります。100%以上で撮れるシーンを探すには、それなりに足が必要になると思われます。でもまぁ、シャッターチャンスを逃すことが少なくなる安い価格帯のレンズなので、やはり一長一短ですね。

 

 

 

人気があった一眼中級機の中古は安くておすすめ

 

僕が現在使っているのはPENTAXのK-30です。二世代前の中級機です。現在のK-70はフルサイズであるK-1APS-C版とも呼ばれ、多機能ですし画質も全然違います。

 

 

 


amazonでは現在22,000円で販売中。価格は随時変動するので高くても安くても文句言わないでください。

 

でも最初からそこまでの機能が必要なのかといえば、そんなことは決してありません。K-70を買っても数年後にはモデルチェンジされ、新機能がドンドン追加され、結局は物欲との勝負になります。

 

かっちょええ写真は何が大事かといえば、それは露出と構図が全てだと思ってます。露出と構図はレンズで決まります。ボディによる差はそりゃまぁそれなりにありますけど、レンズの影響に比べたら微々たるものです。

 

K-30は中古市場で¥30,000以下で販売されています。ヤフオクだったら¥20,000前後で出ていたり。その分初期費用をレンズに回し、カメラの基本操作、露出や構図の選び方、自分にはどんな方向性の写真をとりたいのかを把握した上で、ボディのアップグレードをするのはかなりアリな手です。

 

実際のところ、綺麗な写真が撮れる喜びを真に理解するには、それなりに勉強が必要です。高いカメラを買ったからといってすぐに完璧な写真が撮れるわけではないので、、。僕は構図が良ければあとは現像でどうにかなるかなって思ってますけどね。露出も構図もレンズで変わってくるので、先にお金を使うべきはボディよりレンズです。

 

僕自身はK-30の限界を感じてるので、K-3ⅲが出たら買いたいわーと思ってる次第であります。K-Pはちょっと欲しいものとは違いました。でも、最初からK-3を持っても、10%も性能を引き出すことはできなかっただろうと思います。単純にカメラに限らず機能が少ない方が使いこなしやすいじゃないですか。

 

この辺の感覚は車に近い感じがします。いくらお金があっても、初心者がいきなりレクサスは買わないじゃないですか。いくらスポーツカーに憧れてても最初からフェラーリランボルギーニを買うバカはいないと思います。ぶつけてもいい車。これが最初の一台にほしい車の用件に思うわけです。

 

伝わりますかねこの感じ。

 

新品志向の方は気にせず K-70なりK-Pを買うのが良いと思われます(`・ω・´)ゞ ただそういう方は、ちゃんとcanonnikonも調べた方が最終的に幸せになれると思いまっせ!

 

とりあえずそんな感じで。また追記するかもしれませんが。

 

ではでは。