ロードバイク買うのにクソ迷ったけどパナモリ買って良かったよパナモリ

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僕は今までdahonのOEMに乗ってたけど、無事にはじめてのロードバイクが納車になりましたんでとりあえずブログでも書いてみようかと思う次第です。 

ロードバイクの購入は本当に迷いどころが多くて、どうしたらいいのか全然わからなくなるんですよね。今回は僕が迷ってたこととか、その辺を書いてみたいかなと思います。

まず最初に、僕はとても飽き性であり、趣味が全然続かないんですよ。だからロードなんて買っても絶対あきるのが目に見えてて。まぁ多くの人は趣味ってあまり続かないと思います。特に男。まー女もか。ちなみにとある自転車屋さんに聞いたところ、ロードバイク買われたお客さんの内4割は次のシーズン乗ってないって聞きました。4割って結構なもんだよ。

次にですなー、高いです。これはねパラドックスなんですよ。多くの矛盾を含んでます。

ロードバイクは50万円くらいまでは値段と性能が比例すると話にきくんですよね。でも、飽き性だしじきに乗らなくなるじゃないですか。だったら7、8万位でもいいかなって考えるんですよね。

でも安いと性能がチープだからはまらない、良さがわからないっていうわけですよ。結果的に乗らなくなっちゃうから余計に高くつくよって。でも、楽しくなったらもっといいロードバイクが欲しくなるから更に高くつくよって。で、大体10万台の自転車を買えって言われるわけですよ。

でもね、なんだかんだおすすめは10万台後半なのよ。フルカーボンにすれば、ガイアが俺にもっと輝けと囁いてくる声が自転車を通じてどうのこうのとかね。あのね、メットとかペダルとか買うと、なんだかんだで自転車以外に数万円はするんですよ。そうすると20万円なんだよ。その値段でみんな買ってて、次の年に乗らない可能性が40%ですよ。バカじゃねーの?

値段を気にするとよくわからないから、次はほしい自転車を探そうってなるわけですよ。

で、次の助言が「見た目で決めればいい」です。またふざけてると思うのよねこれ。

僕はパンターニが好きですよ。ダブルツールを達成した98年のパンターニにあこがれて自転車が欲しいっていうのも確かにあります。でも当時はクロモリ、今はアルミかカーボン。また、パンターニが乗ってたbianchiはハイスペックの自転車しか真剣に作ってないし、僕が買うような価格帯ではライセンス商売だし。RSTっていう会社が作ったフロントフォークのサスがスッポ抜けた事故は、アキボウが企画してビアンキのロゴが入ってた台湾製の自転車という話ですよ。

まぁ話を戻して見た目でロードバイクを決める件ですな。

考え方の一つだけど、中古市場を見てみて、出回りまくってる自転車はやめとこうと思うのよね。この自転車は持ち主に魅力を伝えきれなかったっていうのと、それだけの数流通してたってのは、どっちだったとしても嫌。で、そうするとヨーロッパメーカーのクロモリは大体候補から外れる。

それ以外の普通のアルミやカーボンのロードバイクは、レーシー過ぎてツライ。trekとかいいなと思うし、feltもcanondaleもカッコいいんだけど、僕は乗らなくなる前提なので、そうなるとあんまりレーシーだとちょっと違うな―感じなんですよね。多少ファッショナブルの方がいい。Giantはまぁいいんだけど、ギターで言うところのフェルナンデスみたいな感じなんですよね。

で、最終的に候補に上がったのが、

ロックバイク envyと、ブリヂストン・アンカーのRNC3と、panasonicのODR

ブリジストンパナソニックはそれぞれカスタムオーダーで、カラーオーダーOK。

ここからどうしたらいいのかわからなくなって一ヶ月し、使わなくなるものにいくらかけるべきかなどということを延々考え。

最後の決め手は、ありきたりですが目標から逆算。

よく、ロードバイクに乗って何がしたいかって助言も聞くんです。でも「ロングライドしたいくらいかなー。将来的にレースに出たい気もしないでもないけど、週末に100キロとかはしって運動不足が解消できればそれが一番だなー。街乗りはあんまりしないかなー。」程度の思考回路では、あまり参考にはならないんですよね。

僕はとりあえず自転車に乗って日本海を見に行くこととし、上越まで自転車で行くことを目標にして、達成してあきたらやめればいい。達成せず飽きてもまぁしょうがないよね。とりあえず日本海までは自転車で行くことから逆算して考える。新潟だったら300キロちょっとだしね。新潟が達成できて、まだ飽きないんだったら、東京↔大阪を24時間で走るキャノンボールとか挑戦すればいいんだしね。

その場合、やっぱりロックバイクはちょっと弱いですなぁと。何がっていうかなんとなく。というかロックバイクってネーミングセンスが悪いっていう今更な言いがかりをつけて候補からはずす。

RNC3とODRはどちらも国産のカスタムオーダーなクロモリなわけですが、よくよく比較すると、RNCは700x23の極細タイヤしか履けないけど、ODRは700x28まではけたりなど、細かい性能を見比べるとRNCはレース指向でODRはロングツーリング指向というのがよくわかるんですよ。

結局のところ、ODRの方がクラシカルなテイストでもできるし、秋田としても街乗り用になってもまーいいかなッて感じでパナソニック ODRにやっとのことで決まりました。

コンポはどうでもいいからCLARIS上越まで行く場合は峠二つ、新潟市方面の場合は水上の峠を超えたらあとはずっと下りだし。シートステーとかはハイテンとか言われても気にしない。ホイールは重いらしく履き替える前提。タイヤはロングツーリング用に履き替える前提。

ってなわけでやっとのことで納車。

納車後そのまま70キロのツーリングへレッツゴー。

良さも何もわからないけど、今まで抜かされるばかりだったロードバイクをさくさく抜いていくのはなんとも言えない快感ですな。ただ、体が出来てないからポジションキープするのもしんどいし、背中に荷物をしょってたからか腰に来るし、なかなかペダルを回すのがうまくいかないし。何よりサドルがめっちゃ痛い。

とりあえず、アタック越後を今年達成できるよう、トレーニングを重ねたいなーと思う次第であります。